(第三章)

練習の仕方など(こんなリズムパターンを叩きたい!!)

こんなリズムパターンを叩きたい!!

参考

ドラムの練習をするにあたりどんな方法で練習するか?

例えばパターン1のようなシャッフルをやりたいが、どうも右手が8分音符になってしまう・・・。

パターン1

パターン1の場合、確実に右手(クローズド・ハイハット)をシャッフルさせることがこつなのですが、

それには、メトロノームなどを使って確実にヒットさせるわけです。

それにはパターン2の様な練習パターンをやってみてはどうでしょうか?

パターン2

シャッフルというのは3連譜のパターンですから、ハイハットで抜けている譜をスネアで埋めるのです。

こうして完全な3連譜を作って右手に癖をつけさせるわけです。

続いて、シャッフルに関連づけて2拍3連について考えてみましょう。

2拍3連というとパターン3−1のようなリズムが考えられます。

(右手がタムタム、左手がスネアを叩いていると思って聴いて下さい。)

パターン3−1

このように右手が2拍叩くうちに、左手が3連叩くというのが2拍3連です。

次ぎにちょっと変形させてパターン3−2のように叩いて見ましょう。

パターン3−2

パターン3−2のパターンをタムタムをハイハットに変えるとこうなりますね。

パターン3−3

っと、なんとなくシャッフルのパターンのように聴こえてきましたか?

パターン3−3の2拍目がいわゆるスネアの位置なので、それ以外を少し弱く叩いて(空ショット)実際のドラムパターンとしてみましょう。>パターン5

パターン4は、空ショットを全く叩かない普通のシャッフルパターンです。パターン5と聴き比べて下さい。

パターン4

パターン5

如何ですか?パターン5の方が、3連感があってノリが良いと思いませんか?

パターン5を少しテンポを上げて、ハイハットをオープンにすれば

一番最初に出てきた『参考』のリズムになります。

このように、シャッフルは頭の中、あるいは空ショットなどで体で3連を感じながら叩くのが上達への道です!練習あるのみ!(^^)


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